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日本の英語教育は問題点だらけって本当?|茨城県・栃木県の英会話教室
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2022.11.05
皆さんは、「日本人は英語が苦手」「義務教育で学んでいるのに英語力が低い」などというメガティブな意見を聞いたことはありませんか?
確かに、日本は先進国の中でも英語力が低く、大人になっても外国の方とのコミュニケーションが苦手という方が多いのが現状です。
しかし、それは決して“努力不足”や“学力の低さ”に原因がある訳ではありません。
そこで今回は、日本の英語教育の問題点についてじっくり見ていきましょう。
●日本における英語教育の問題点は複数ありますが、学校だけの責任ではなく自宅学習や習い事でサポートすることも必要です。
●子供の英語力向上には、高い意識を持った英語講師の存在が欠かせません。
●「のびのび英会話教室」では、“人生の先輩”として英語の楽しさ・礼儀正しさ・世界でも屈しない人間力を子供たちに伝えられる人材を求めています。
Contents
英語力を評価する目安として一般的に用いられているのが、EF EPI能力指数です。
EF英語標準テスト(EFSET)を受けた世界で200万人を超える受験者のテストデータを元に、読解力とリスニング力を客観的に点数化し、国・地域別にランキングや傾向をがまとめられています。
このEE EPI能力指数の2021年調査結果を見てみると、日本は対象112カ国及び地域のうち78位と、先進国の中でも目立って低いことが分かります。
ちなみに、日本より順位の高い国の中には、発展途上異国と言われる国も数多くランクインしており、「非常に高い」「高い」「標準的」「低い」「非常に低い」の5段階評価では、「低い」に区分されているのです。
その原因として考えられているのが、次の3つです。
この現状を変えるべく、文部科学省は小中高の学習指導要領見直しを繰り返しているものの、世界各国と相対的に比較すれば、日本の英語力レベルは置いてけぼりの状態です。
なぜなら、世界各国の英語力が軒並み上昇傾向を続けているから。
特に、幼児教育は日本はまだまだ遅れをとっており、日本もようやく「コミュニケーション能力の育成」を軸に、英語教育を革新し始めました。
〈参考ページ〉
EF JAPAN|世界最大の英語能力指数 ランキング
文部科学省|英語教育の改善・充実について
では、日本の学校における英語教育には、どのような問題点が散在しているのでしょうか?
主に8つの原因が考えられます。
学校で英語教育が始まる小学3年生から高校3年生までの間に、英語に関する最低授業時間は文部科学省が定めた学習指導要領にて、決められています。
上の表を見てみると、高校まで通った子供では最低でも約1000時間も英語を学習することになります。
一見、これはものすごく長い時間のように感じるかもしれませんが、アメリカ国務省の研究によると、英語と日本語は言語間距離(文法や発音、単語構成の違い)が最も遠く真逆の性質を持っているため、完全習得まで平均で2200時間かかるとも言われています。
(参考:U.S DEPARTMENT of STATES|Foreign Language Training)
つまり、いくら学校で与えられた学習時間をしっかりこなしても、自然に会話できるようになるまでは“道半ば”だということです。
この根本的な解決は、学校での学習時間を延ばすことが考えられますが、母国語(日本語)教育やその他の学習とのバランスを考えても、大きな改善は難しいでしょう。
ですから、習い事や自宅学習などで補填する必要があります。
日本では、英単語や英文を一度日本語に変換してから理解を深める学習方法がとられてきました。
これも決して間違いではないのですが、幼児から和訳することを癖づけてしまうと、成長してからも自動的・本能的に英語を理解できず、脳内で相手の言うことを理解して自分の意見を発するまでに、どうしても時間がかかってしまいます。
この問題点を改善する方法は、ズバリ「英語を英語で学ぶ」ということ。
語彙力や文法力も、日本語を頼らず英語で解説してあげると、自然と「英語脳」が身に付きます。
最近では、幼児向けから大人向けまでの英語テキストにも、日本語の表記が少なく、英語で解説されているものも増えてきました。
英語教育のゴールを高校受験や大学受験に設定し、その目標を達成した途端に学習の継続をやめてしまう人も少なくありません。
確かに、受験はその後の人生を大きく左右する重要な節目ですが、いくら文部科学省がコミュニケーション重視の英語教育にシフトしていても、これでは“使える英語”は育ちません。
ただし、決して受験勉強対策を軽視する訳ではなく、それぞれのバランスをとり、進学後も継続することが必要だということです。
これには学習指導要領の抜本的な改革も必要ですが、それと並行して習い事や自宅学習を活用することも重要と言えるでしょう。
日本は、世界中と比較しても教育環境が整っており、受験対策として勉強した語彙力や文法力は、英語でコミュニケーションを取る上で必要な“基礎”となります。
ですから、受験を英語教育のゴールとするのではなく、あくまで通過点として捉え、それまでに学んだ英語を定着させなくてはいけません。
先ほどもお話しした通り、語彙力や文法力は英語力を上げるための基礎であり、決して無駄な学習ではありません。
しかし、これをうまく活用できるスキルがなくては、せっかく勉強した意味が薄れてしまうでしょう。
日本の学習スタイルは、海外のそれとは違って、まだまだインプット中心です。
インプットしたことを発信できるアウトプット力を身につけることも重要で、またそれぞれのバランスを取ることも欠かせません。
最近の幼児英語教育における傾向は、どうしても会話中心に偏りがちですが、ネイティブスピーカーと台頭に会話できるようになるためには、インプットとアウトプットどちらにも偏らず、学習を進めていくことをおすすめします。
耳の感度がいい幼児期のうちに、フォニックスなどの発音基礎を教えることはとても重要で、習い事として早くから学習させることでより上達が期待できます。
なぜなら、人間の聴覚は3歳位から急激に成長し始め、6歳を過ぎるとそれが鈍化し、10歳にもなるとほとんど成熟してしまうからです。
つまり、英語が義務教育で始まる小学3年生の頃には聴覚は成長しきってしまい、発音の違いを正確に聞きとって真似することがどんどん難しくなっていくと言えます。
ただし、聴覚が成長したあとでも正確な英語が話せないという訳ではありません。
小学生に入ってからフォニックを学習すれば、知らない単語でも発音しやすくなりますし、カタカナ英語だとしてもシラブル(音節)を意識すればネイティブスピーカーにも十分伝わります。
日本人の中には、「外国の方に囲まれるだけで緊張して英語が出てこない」という方は少なくありません。
この原因は、ネイティブスピーカーとのコミュニケーション不足です。
ネイティブのALT(外国語指導助手)を導入している公立小中学校も増えていますが、接する時間がまだまだ少なく、海外の人に慣れるまでにはなかなか至りません。
また、習い事に通っていたとしても、特定の講師とだけ会話をしていても、本質的な改善は見込めないかもしれません。
最近では、子供でもできる海外観光客のサポートボランティアもありますので、これらに積極的に参加するなどして、インプットした英語力を実戦で試し、海外の人に屈しない心を育てることをおすすめします。
英語塾は大きく分けて、ネイティブ講師による会話中心のものと、日本人講師による文法先行のものがあります。
親御さん世代の中には、発音に自信が持てずに絶対的なネイティブ講師信仰を持っている方も多いでしょう。
しかし、最近は“非ネイティブ講師”の人気が高まってきています。
なぜなら、きちんと基礎から教えてもらえるだけではなく、第二言語を習得した“先輩”として理解が難しい部分を的確に指導できるからです。
また、日本文化を踏まえた教育を可能であるため、より非ネイティブにフィットする学習カリキュラムが立てられます。
日本では、100点満点が最も評価され、間違いを指摘して減点していく方式は学習の根底にあります。
確かに、語彙力や文法力の向上には、こういった側面も必要かもしれません。
しかし、全ての英語教育にそれが当てはまるとも言えないでしょう。
なぜなら、子供は学習する上で「褒める」ことはとても重要だからです。
その子の得意分野を評価してしっかりと褒め、さらに成長させて上げることで、自信につながります。
この自信こそ、英語力向上だけではなく、“人間力育成”をももたらしてくれると言えるでしょう。
〈関連コラム〉
のびのび英会話教室|コラム|「信頼される人」を一緒に育てませんか?“人間力”を高める英語教室の仕事について
国は“英語力の向上“を幼児教育における重要な課題としており、小中高の学習指導要領に関する改善目標を掲げています。
(参考:文部科学省|今後の英語教育の改善・充実方策について 報告~グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言~)
その中ではたくさんの改善点を指摘していますが、まとめると主に以下の4点がポイントです。
〈継続性・連続性〉
小中高それぞれでカリキュラムを分断せずに、各年ごとに短期目標を立ててそれらをスムーズに接続するすることを重視しています。
〈ゴールのビジョン設定〉
「英語を使って何ができるようになるか」「英語で何をしたいのか」という長期的ビジョンを子供達に持たせて、それを見据えて学習に取り組ませます。
〈英語4技能のバランス〉
今までの単語や文法に偏ったペーパーテスト方式ではなく、「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」をバランスよく伸ばします。
〈アウトプット力の育成〉
学んだ英語を維持しながら、コミニケーション能力やプレゼン能力などのアウトプット力を育てます。
これらのポイントは、何も学校教育だけに関わることではありません。
英語塾などに携わる人も、子供たちの英語力向上に向けて、意識を変えなくてはいけない必要があるはすです。
私たち“のびのび英会話教室”は、「世界で活躍する国際人の育成」に向けて、同じ志を持てる仲間を募集しています。
日本人の”英語力”を底上げするには、学校教育に任せ放しにせずに、子供向け英語教室のクオリティを高めることも必要です。
そのためには、適性を持った方が講師を務めていただく必要があります。
では、子供向け英語講師で活躍するためには、具体的にどのようなスキルがあればいいのでしょうか?
ここでは、私たち“のびのび英会話教室”が講師に求めるスキルについてお話しします。
英語の基礎的知識
当教室では主に幼稚園児や保育園児へ英語を教えるため、英検3級〜準2級程度の英語力で、簡単な会話が自然にできるレベルで十分です。ただし、授業が子供たちにとって将来英語を真剣に取り組みたくなるかのスタート地点になるため、自信を持って指導できる英語能力があることが望ましいです。
人間力
マナー力
グローバル人材になるためには、主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感が必要です。これらは教えて理解してくれるものではなく、大人たちの姿を見て自然に学ぶべきことでしょう。ですから、“人生の先輩”として理想的な姿を見せられる人こそ講師に相応しい人材です。
コミュニケーション能力
教育への熱い思い
小さい子どもは、「楽しい」と感じられなければ集中して学習に取り組めません。そのため、講師には興味を惹きつけさせるコミュニケーション能力が必須です。また、楽しいだけではなく子供の育成に向けた熱い思いがある人ですと、楽しみながら仕事に取り組めます。
社会貢献への意識
「働く」目的は人によって様々です。お金のためと割り切って働いている人もいるかもしれません。しかし、残念ながらこのようなスタンスで教育現場で働き始めても、続かない人はほどんどです。「未来の日本社会を支える人材を育てる」そんな気持ちをお持ちの人こそ、幼児向け講師が天職になるでしょう。
私たちは、共に「人間力」と「英語力」を子供たちに教えてくださる人材を求めています。
フレキシブルな勤務形態なので、家事や育児、本業との両立も可能です。
教育者としての責任感があり、子どもたちにより良い教育を提供しようと努めてくださる方を求めています。
働き始めてすぐは、少々大変さを感じるかもしれませんが、本部と講師、先輩と後輩の垣根を超えて、スタッフ全員で良いレッスンを作り上げる達成感を得られます。
私たちが英語力と同じくらい重要視しているのが“人間力”。
英語力と人間力のバランスの取れている方は、是非一度“のびのび英会話教室”で働いてみませんか?
〈関連コラム〉
のびのび英会話教室|コラム|英語の楽しさを伝えたい。子どもと関わる仕事がしたい。英語を活かせるバイトやパートは?長く続けられる職場はある?
「のびのび英会話教室」では、当校の理念に共感してもらえる人材を常に求めています。
常時多くの募集を募っている理由は、ずばり「いい講師と出会いたいから」。
「どなたにでも働いてほしい」「とにかく人手不足」という訳ではなく、子どもたちにより良い英語教育を提供できるように、面接では当教室のコンセプトをしっかりと伝えて、皆さんのご要望をじっくりヒアリングした上で、双方の理想がマッチした方のみ採用させていただいています。
このようにお考えの方は、ぜひ一度「のびのび英会話教室」まで、ご相談ください。
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